人生の100のリスト

人生で果たしたい望みを100書くとしたら何を書くだろうか?


「人生の100のリスト」という本がある。

「まさに“美加さんの本”だと思ったので。」

と、13年前、当時親交があった方から頂いた。 


その時は読む気がしなくて本棚に置いたまま、

それから5回引越しをする間、

たくさんの本を処分したのだけれど、

どういうわけかサヨナラする気になれず、

軽井沢のわたしの書斎の本棚に収まっている。 


この2週間、

突然、この本のことが気になり出していた。 



「新年の抱負(New Year Resolution)」は、

その年の達成したいことや、守りたいことを

年初に決めることだ。 


実現したいことを、雑誌の写真などビジュアル

イメージを切り抜きいて作る1枚の紙または

ボードなどに作る「コラージュ」は、期間を

区切らず作れるし、何度でも新しいものを作る

ことができるものだ。 


これらは、過去10数年間で、

わたし自身も何度かやったことがあることだ。 


でも、 

「人生の100のリスト」は作ってこなかった。


「なぜそうしなかったか?」は今思えば明らかだ。 

一度書いたら基本的に消さないものだし、 

人生を通して取り組むことにコミットすることになるからだ。 


つまり、 

長期に渡り、

真っ向からそれに取り組む羽目になるからだったのだと思う。 


「人生の100のリスト」の著者、ロバート・

ハリスは、「100万人の英語」の有名講師

J.B.ハリス氏の息子で、日本に生まれ育っ

たクオーターだ。 


高校卒業後に“人生の100のリスト”を書き、 

実現するたびに“印”をつけていたが、こども

が生まれ、忙しくなりそれらを忘れていたそう。

(その状況、めちゃめちゃ、よくわかる。) 


再び50代になってからそのリストを再現し

2004年に出版に至ったそうだ。 


わたしが今回、「人生の100のリスト」を、

10数年経ってから突然気になり出したのは、 

きっかけがあるように思える。


わたしは、

自分の力を発揮させ自己実現をしながら、 

他者にも同じことができるよう支援をし、 

リーダーシップに向かう、というコンセプトの

アカデミー(The Life Academy〜人生の学校)

を、夫とともに2週間前に開講した。 


コーチングの技術とスタンス(在り方)習得

をし、それを使って相互援助をするという、 

なんとも“マジメ”で着実な学校なんだけれど、

そこに学びにきてくれた方々の話を聞いてい

るうちにわたし自身が触発されたみたいだ。 


コーチングスクール時代、わたしは

「何をするか」ではなく

「どう生きるか」が重要だ、

と言い続けていた。

そして、それを「コーチとしての生き方」

と言っていたんだけど、それは“高みの見物”

的な生き方の否定でもあるんだ。 


つまり、アカデミーの第1期生たちと同様、

自分もチャレンジしていきたい、と思い始めたワケだ。 


13年間かかり、ある意味、”ひとの力”を借り”て、

やっと人生かけて向き合う決心ができたということか。 


今日も人生の扉を開いて出会ってくださり、ありがとうございます。 

大事なことは、リスト化できないことも多々あるけど、方向性だよね。 

Mika Nakano Official Blog

軽井沢から、ライフ・文化・自己実現・現実化・コーチング・ピープルビジネスのエッセイをお届けしています。

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