2018.06.26 03:35おじいさんの後ろ姿混み合った駅の中を歩いていた。私の前に紺のトレーナーを着た中期高齢者(75〜84歳のことを示す言葉だそう)と思しき男性が歩いていた。顔も見えないし、何もわからない。が、その後ろ姿から、だいたいそれくらいの年齢だと想像できた。一瞬で、思いもよらなかった疑問が湧き出た。それは「この男...
2018.03.12 02:0710年後、恥ずかしくない生き方「あの時は、馬鹿なことをしたなぁ・・・」過去を振り返り、思わず顔が赤くなるような、冷や汗が出るような、あるいは穴があったら入りたいと思うようなことが、ある。それも、沢山ありすぎて、思い出しきれない。「若かったから・・・」そんな風に言い訳じみた考えで、恥ずかしを紛らわせようとしたり...
2018.02.21 04:50一杯の珈琲「一杯の珈琲」がもたらすもの・・・ 「安心」「安息」「スパイス」「刺激」・・・ 珈琲には色々な要素がある。 羽生選手の演技に感涙するファンは多い。彼の演技は「美しさ」「しなやかさ」「躍動感」「パーフェクション」そして「強さ」という様々な要素を一度に堪能すること...
2018.01.14 08:43不幸でもいい。愛があれば。いわゆる“不幸”でもいい。 自分を愛することができれば、人生は上出来だ。 誰か他のひと(親、恋人、配偶者、子ども、友だち、ファン、愛読者、教え子、ビジネスパートナー、世間のひと)が、あなたが素敵で、素晴らしいと言ってくれたとしたら、それはそれでファンタスティックなこと...
2017.11.25 22:34幻想、暴かれるわたしの中で、パチン、と何かがはじけた。 それは、わたしが長年執着していたある種の”美しく正しい世界”のようなものだった。思いを温めている割には実りが少なく、かつ苦労が多い。体験を積むたびに自信がなくなる、そういう類のものだった。そして、それが「幻想」だった、ということに気づいた...
2017.11.19 06:28生前記憶「おねえちゃんたちのことは、神様からもらった水晶玉で見てたんだよ。」突然、4歳8ヶ月の詠美が語り出した。先週、札幌の両親の家に二人で泊まりに行った時のこと。「白い恋人パーク」工場見学に行った。「ここ、おねえちゃん達、来たことある?」という問いかけに、あるよ、と答えたら、そう言った...
2017.10.22 04:46浄化の雨と、パスタの湯気“大泣きする”のにふさわしい、寒々とした雨が降り続いている。全体的には、充分良い人生・幸せな人生なのだけど、大きな“涙の海”が、ここら辺(喉や胸のあたり)にある、と感じることはないだろうか。わたしは、よくある。そして、こんな雨の日には、その“涙の海”が雨に誘われて、流れ出て来そう...
2017.10.15 21:45夢が破れる、は、悪くない「計画倒れ」 といえば、聞こえも縁起も悪いようだけれど、実は、そうでもない。計画通りに、ことが進まない時。ひとは“期待”や“希望”が、ゆっくりと崩れ落ちてきて、その中にある自分という存在さえもズルズルと滑り落ち、このまま埋もれ去るのではないかというような“不安”に呑み込...
2017.10.05 15:41「不確かさの中」の確かさ「不確かな美しさの中にいる幸せ。」ひとは、そういったものを、好む。そして、不確かな中の幸せはすなわち「不確か」なのだ。わたしは、日本最大の避暑地のひとつである軽井沢という町に住んでいる。軽井沢の人口は2万人。そのくせ、夏になると、高原の冷涼さとこの土地の持つエネルギーに魅かれて訪...
2017.09.22 04:08すてきなあなたに・・・「すてきなあなたに」というエッセイが大好きでした。おとなの女性の“人生を愛した”生き方・暮らし方が滲み出ており、読んだ後、なんとも幸せで、暖かな気持ちになるのです。「すてきなあなたに」は編集者、エッセイストであった大橋 鎮子さんが「暮らしの手帖」を創刊して以来、その中で1969年...
2017.09.08 04:04娘たちへお母さん、気づいたの。本当はもっとあなたと一緒に時間を過ごしたり、楽しく笑いあったり、できたらいいなと思っていた。一時期は、そういう風にできない自分に対して、罪悪感を感じていた。でも、それって苦しいし、一説には罪悪感ほど悪いものはないって見聞きしたりしたものだから、今度は開き直っ...
2017.09.05 14:21怒るときに、起こること他者の言動に困ったり、悲しみを覚えた時、どうしますか?「どうしますか」より「どうなりますか」という質問の方が適切かもしれない。というのも、ひとが対人関係で困ったり、悲しみを覚えた時に、「さて、どうしよう」と考えていることはほとんどなくて、たいていの場合“反射的に”リアクションをし...