きらびやかであること

“希望”の反対は“絶望”

ひとは、この二つのあいだのどこかにいる。


 “進んでいる方向”と、 

“焦点を当てていること”は、 

違うつもりでも、同じだ。 


“右肩上がり”になるひとは、

進んでいる方向と、 

焦点を当てているところが、 

“先にある肯定的なもの”

つまり、

“望み”の方向に向いている。 


反対にそうならないひとは、 

前を向いて進んでいるつもりでも、

 “守るべき”と思うことや“こだわり”、 

つまり“望み”ではないもの 

−例えば“過去”や、“理屈”など

の方向を見ているんだ。 


好きなことをするのがいい、と言われるが、 

好きなことをしていると“守り”や“理屈”は

どうでもよくなってくることがある。 


若いひとがエネルギッシュに進めるのは、

体力だけの問題ではない。 

“過去”から引っ張られることが少ないからだ。


世の中の本日のイメージは、

きらびやかな「クリスマス・イブ。」


若いひとならパーティやデート、

家族がいるひとならいつもより豪華な夕食、

子どもがいる家ならサンタさんが来る。


そんなこの夜、一体、どれくらいの人が 

純粋な「希望」を感じているのだろう? 


「1〜10で、どれくらい希望がありますか?」


道ゆく人にそう聞くと、どうだろう。


例えば、こんなことをイメージしてほしい。

あなたの前の希望・絶望チャートだ。


あなたの右側2メートルが希望の満点10、

そして左側2メートル先が絶望の極みで1。


もしも、10に近いところにいるならば、

どんどん先に進むことができているはず。

そうでないなら、あなたの見えない足元に、

何か“望み”とは違うものがあるはずだから、

見てみるといいかもしれない。 


もしも、1に近いところにいるならば、 

何か勘違いをしていることに気づいてほしい。 


今この瞬間も、

望みを持つということについて、

選択ができるはずだ。 


もしも、

ひとりでそれができそうにないと感じたら、

“望み”を思い出せる環境に身を置いてほしい。 


例えば、 

希望を思い出せるような映画を見る。 

静かに一人でロウソクの火を灯してみる。 

あったかい風呂に入る。 

そうしているうちに、

希望を思い出すことは、できるはずだ。 

そして、それを続けて見ると、

希望は、ちゃんと育っていく。


日本全国、今宵はきらびやかな一夜だ。 

あまり表立って言われることではないけれど

本当のところは、あなた自身に希望がある。


それが、もっとも“きらびやか”であることに

気づいてほしい。 


今日も人生の扉を開いて出会ってくださり、ありがとうございます。 

一年に一度、希望ということを語るにふさわしい夜を、活用しよう。 

Mika Nakano Official Blog

軽井沢から、ライフ・文化・自己実現・現実化・コーチング・ピープルビジネスのエッセイをお届けしています。

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