感動と、時間感覚　The Life Academy Series vol.2

「ごく普通に、想像した通りにここまで来ました」というケースを、最近、滅多に聞いたことがありません。「１０年前は、こうなると思ってもいなかった」とか「まったく、想像しなかった」という方が圧倒的に多いのです。外から見たら、たとえ“普通”だとしても・・・ 

ザ・ライフアカデミーというのは、私が主宰している「人生の学校」です。そのアカデミーの第1期半年間の学びの折り返し地点を過ぎた講座が、昨日・おとついと行われました。 

時間が実際と違うように感じられる経験は、誰にでもあるのではないかと思うのです。例えば、楽しければ“あっという間”だとか、内容が濃かったり大きく変化をした時は実際よりも“もっと長い間”そこにいたと感じられるとか。

この二日、確かに二日だったのですが、二日だけとは信じられませんでした。もっと長いような、いや、長いというよりも濃密だったために「これ（二日）しか経っていない」というのが信じられない、そういう感覚です。 

今回は「ブロック」を扱う回でした。ブロックとは、レゴとか、積み木のたぐいではなく（当たり前・・・）ひとそれぞれある“実現したい”願いを、実現できない、その障害です。 

ザ・ライフアカデミーの目的は「ひとつ上のステージへ行く」ことです。漠然とした精神論に思われるでしょうが、これがまったくそうではないんです。座学あり、演習あり、コーチングや人間のシステムの理論・実践・技術習得あり、自分の才能の認識・価値観の発見・それによるパワフルなビジョンができる下準備あり、と、あらゆる方面を揺さぶり、会得していきます。 

ブロックは、いくつかのタイプに分けることができます。そのカラクリがわかれば、ブロックの力が弱まり、これまで長年呪縛のようにへばりついていたと感じるような思いや感情などから解き放たれていきます。 

「“感動”とは、ひとの魂の成長する場に居合わせた時に、魂が共鳴することなんです。」これは、昔一緒にエンパワメントコーチングを広める活動をしていた、はまちゃんという方が教えてくれたことです。なるほど、そうとも言えるなぁ、と思ったものです。 

わたしがこの二日間が二日間だと思えないという経験をしたその理由は、感動にさらされ続けたからです。ひとの変化〜長いことそのブロックの下に隠されていた可能性や勇気、喜びや、本質的なパワーが、目の前で開かれ、開花し、現実を変えていく基盤を作る、その場に居合わせることができるのは、言葉にすることができない感動です。 

ここで学ばれている方は、だいたい３０〜５０代の方がメイン。様々な業種やバックグラウンドの方がいらっしゃいますが、ひとつの素晴らしい共通する点は、ここに来る方が誰しも皆「人生」に価値を置いていることです。 

自分が“価値を置いている”ものに、時間やエネルギーを捧げると、その価値が“自分の価値”となって、還ってきます。 

人間を理解したぶん、自分のことが理解できる。 

自分を理解したぶん、人間を理解できる。

そういうことが、ステージを上げることの、ベースの力＝底力　になっているって、大切だな、と、思うんですよね。

今日も人生の扉を開いて出会ってくださり、ありがとうございます。 

いいものを入れるより、余計なものを取ることだけで、十分素晴らしいことが多い。  

ザ・ライフアカデミー　は４月に第二期スタート　募集中です。