残りの人生の最初の日
あなたはいくつまで生きますか?
そう訊かれて正確に答えられるひとは居なくても、おおよその目安をつけることは出来ます。
☆+。。。+☆+。。。+☆+。。。+☆+。。。+☆+。。
目の前に1メートル弱の紙テーブがあります。
男性なら80センチ、女性なら87センチのを、手に取ってください。
そして、ハサミでこれまで生きた分の“㎝”を切り、捨ててください。
そう、40歳なら、40㎝切り取って捨てます。
こんどは残りの三分の一を黒いマジックで塗ってください。
(これは、睡眠時間です。)
そして残りの六分の一をまた黒いマジックで塗ってください。
(これは食事や身支度の時間です。)
塗られていない部分は何㎝残っていますか?
それが、残りのあなたの人生です。
☆+。。。+☆+。。。+☆+。。。+☆+。。。+☆+。。
これは、ある僧侶の方から教えてもらったワークです。
「ほとんどの方が、驚きます。
“残りの人生って、たったこれだけ?!”と。」
これは日本人の平均寿命を用いた算出方法。
だから、本当はまったく違うかも知れません。
今日お迎えが来るかもしれないし、
ノーベル化学賞と平和賞の両方をとったライナス・ポーリング博士が言ったように
(理屈では)人間は“125歳まで生きる”かもしれない。
無意識unconscious(意味合い的には潜在意識subconscious)をフロイトより先に見つけたと言われているフランスの心理学者ピエール・ジャネの叔父で、哲学者だったポール・ジャネの「ジャネの法則」というのがある。
それは「人が感じる時間の長さは、自らの年齢に反比例する(正確には、年齢の逆数に比例する)」というもの。
「年々、時間の経つのが早くなって行く」というのは、実にその通り、ということです。
ということは、
「残りのテープが短いひとであればあるほど、より短い時間(と認識される)しか残っていない。」
ということになる。
これは、一種の”人生のしくみ”ですね。
そういうわたしも今日は一年に一度の誕生日。
「生まれてから、こんな年数を生きた覚えはないわよ!」と、イチャモンをつけたいくらい、実年齢に実感が湧いていません。ジャネの法則、そのまんまです。
それでも、 今朝目が覚めて夫が小さなかすれた声で 「おめでと〜〜」と言ってくれて、
両親からの「お祝いメール」をもらい、
Facebookでたくさんの「バースデーメッセージ」を頂き、わかったことがあります。
わたしは、自分の歳の数だけ「おめでとう」の言葉を聞いて来ていたのだ、ということ。
これは、かなり素敵なことです。
今日も人生の扉を開いて出会ってくださり、ありがとうございます。
「今日が、残りの人生の最初の日」という表現は、いいですね。
0コメント